大船山 2012.5.30

たいせんざん・1786m(大分県竹田市)



大船山(たいせんざん)は、大分県竹田市にある標高1786mの九重連山を形成する火山である。 北大船山などとともに九重連山の東部に大船山系と呼ばれる山塊をなし、坊ガツルを挟んで西側の久住山、三俣山などからなる久住山系と対峙する。頂上付近には御池、米窪、段原の3つの火口跡がある。山麓にはミヤマキリシマの群落が見られる。

万年山
三俣山東峰から見る大船山

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歩行距離 11.4km
所要時間 7時間40分
累積標高差 (+) 1151m  (-) 1151m
コース 男池園地管理事務所09:30 → ソババッケ10:30 → 風穴11:25 → 段原13:15
  → 大船山13:50 → 段原14:30 → 風穴15:25 → ソババッケ16:20 →
 男池園地管理事務所17:10




前日早朝萩を出発。中国自動車に乗り小倉南ICで下り、椎津道路、宇佐別府道路を経て、途中湯布院温泉に立ち寄った後、涌蓋山に登ろうと13:00に登山口まで着くが、午後から入山して明るいうちに下山できなることによる遭難が急増してという注意書見て中止するこにする。道の駅「ながゆ温泉」に行ってゆっくり温泉に浸かる。長湯温泉の湯は最高だ。道の駅が併設されているのでそこで車中泊する。 翌日早朝道の駅を出発、兵麓寺コースから登る予定で登山口を探したが見つからず、予定を変更しお男池園地から登るロングコースに挑むことにする。3時間のロスタイムを生じる。

四里庄内線を飯田高原方向に走り、男池園地の駐車場に着く。駐車横にはきれいな花や山の写真が沢山飾ってある店がある。管理事務所で協力金100円を払い、気を引き締めて男池園地に入る。男池は大自然の中で多量に湧き出る水の神秘さで古くから多くの人に親しまれている。名水百選に選ばれている。

清流に架かる男池橋を渡り、大船山への矢印の方向に沿い登山口に入る。神秘的な原生林の森に入る。苔むした岩の登山道を行く。途中出入り口の付いた柵を通過。扉を開け中に入る。その先では牛の放牧が行われている。切られた丸太が転がっている。急な坂道を登りつめたら窪地のソバッバッケにでる。ここでは大戸越(おおとごし)への道が右に分かれる。右手には北大船山と平治岳(ひいじだけ)が高くそびえる。神秘的な森が続く。大戸越の分岐のある奥ゼリを通過。黄色の標識の通り風穴方向に向かう。ごつごつした大きな岩の道になり歩きにくい。そこを過ぎると黒岳の分岐のある風穴(ふうけつ)を通過する。風穴は天然の冷蔵庫。まだ製氷のない明治末期・大正年間に蚕種の保存に使われていた。中は二つの部屋になっており梅雨〜初秋の間を省けば氷や氷柱を見ることができる。 風穴を少し過ぎたところの兵麓寺と大船山の分岐に着く。大船山方向に折れると間もなく急登が始まる。厳しいジグザグの急登を登っていく。山頂までたどり着けるだろうか心配になってくる。急登を過ぎると道は平坦な低木のトンネルになる。突然視界が開け左下に巨大なすり鉢状の米窪が見えてくる。米窪の外周の淵の登山道を行く。両側にミヤマキリシマが迫り、かき分けるように進む。大戸越への分岐を右に過ぎる。ガスの晴れ左前方に大船山の姿が浮かび上がる。荒々しく迫力がある。

広い段原火口原に出る。再び樹林帯を抜けると坊ガツルへの分岐のある段原に出る。ガスでよく見寝ないが目の前には九重連山、眼下には坊ガツルが見えてくる。そこを過ぎると林の中に避難小屋(コンクリート製の火山弾避け?)がある。低木の歩きにくい道を行く。岩場の急登をのぼりきると大きな岩がゴロゴロした大船山山頂(1786.2m)に達する。山頂のすぐ西側に御池が見え、東側には九重連山と坊ガツル、北側には北大船山、段原火口原その向こうに平治岳が見える。遮るものは何もない大展望である。山頂の直下を見ると岩稜の険しい山である。足がすくむ。 アルファー米のカレーピラフを食べてのち往路に向け下山開始。時間がないので急がなければ。 無事男池園地の駐車場に着く。午前中沢山止めてあった車はもう2台しかない。山に登って人はみな下山したのだろう。明日は涌蓋山に登る予定。




丹沢山
男池園地から出発する。
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男池園地入口で協力金を払う。
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気を引き締めていこう!!
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道標に従って歩く。
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清流が流れる。
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柵を通る。牛の放牧地になっているようだ。

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岩の上に木が生える。
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ソババッケに出る。北大船山だろうか?
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風穴・黒岳方向に進む。
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奥ゼリを通過する。
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ごつごつした岩の上を歩く。歩き難い。
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キバナウツギ?
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男岳への分岐を通過する。
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大船山への分岐を右に折れる。
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急登を登り喘ぐ。
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急登を登り切ると米窪が姿を現す。
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米窪の火口縁ぞいの道を歩く。
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イワカガミ
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大戸越・平治岳への分岐を通過する。
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低木の林を進む。
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大船山が見えてくる。
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米窪
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段原に達する。
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大船山避難小屋
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大船山
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大船山
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大船山山頂(1786m)に到着する。
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段原付近・登山者が坊ガツルへ下る。
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三俣山
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大船山の険しい山肌
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大船山山頂より坊ガツルを見る。
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大船山山頂より段原、北大船山を見る。
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天狗ヶ城(左)と中岳(右)
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御池の方向を見る。
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段原から三俣山を見る。
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ミヤマキリシマ
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往路を下る。
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風穴
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ソババッケを通過する。
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無事、男池園地まで戻ってくる。
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駐車場より大船山の方向を見る。


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